【動画編集】プロジェクトファイルと素材データ、動画データを理解しよう【基礎の基礎】

動画編集


こんにちはヨシヒコです。

今回は動画編集のファイルのお話です。

動画編集をやったことがない方は動画のプロジェクトファイルと聞いても「何それ?動画のデータのこと?」とピンとこないかもしれません。

しかし動画編集をやるためにはデータの種類は基本中の基本の知識なので、初心者でよく理解していないという方は覚えるようにしましょう

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動画編集ではデータを3つの分類に分けて考える


動画編集では大まかに分けて3つの種類にデータを分類できます。


素材データ(編集する元の動画や音声など)
プロジェクトファイル(編集の内容が記録されたもの)
動画データ(完成して書き出したデータ)



これらのデータの役割をきちんと理解しておくことは非常に重要です。

素材データ


素材データは動画編集をする前の元の動画やBGMに使う音楽のデータ、効果音やアニメーションの素材のデータなどです。

例えばスマホで撮った動画を編集してYouTubeにアップしたいのであれば、スマホで撮った動画そのものが素材データということになります。

料理に例えると野菜やお肉、調味料など料理をするのに必要な材料のことですね

動画編集には必須のデータであることは言うまでもありません。

プロジェクトファイル


プロジェクトファイルは編集内容を記録したデータです。

どの素材データのどこをカットしたか、どういうエフェクトをかけたか、どの素材を繋いだかなどの編集内容が全て記録されています。

料理に例えると材料をどの大きさに切ったか、どんな調味料を入れたか、どのくらいの時間加熱したかなど、いわゆるレシピのようなものです

プロジェクトファイルは動画編集ソフトによって保存形式が違うので、別の動画編集ソフトで開くことはできません

動画データ


動画データは編集が終わって最終的に書き出したデータのことです。

動画編集ソフトで編集後、一般的な動画の形式(MP4、AVI、WMVなど)に変換して保存されたデータがこれに当たります。

YouTubeに編集した動画をアップする場合は、この動画データをアップするわけですね。

料理に例えると、完成した料理そのもののことです



初心者が陥りがちなデータの取り扱いの間違い


動画編集のそれぞれのデータの違いを理解していないと編集作業スムーズに進めることができません。

編集作業途中にデータの取り扱いを間違うと、最悪最初からやり直しなんて事態にもなりかねないので注意したいところです。

動画編集のデータに関して初心者がやりがちな間違いを挙げていきます。


❌素材データの場所を移動してしまう


まず動画編集作業で完成した動画を書き出すまでは、素材データの場所を動かしてはいけません

書き出すまではと書きましたが、あとで編集内容を変更する可能性があるものは書き出し後も移動させないのが基本です

なぜかと言うと素材データを移動させると動画編集ソフトが素材データを認識できなくなるからです。

編集内容が記録されたプロジェクトファイルには、素材データが置かれていた場所が記録されているので、場所が変わるとソフト側は「素材データがない!」と判断してしまうんですね。


❌プロジェクトファイルに素材データが含まれていると考えてしまう


素材データの場所を移動してはいけない話に関連しますが、初心者の方はプロジェクトファイルの中に素材データも含まれると思ってしまいがちです

プロジェクトファイルの中に素材データそのものは入っていません。素材データが置いてある場所や編集の内容が記録されているだけです。

重要なことなのでもう一度書きます。

プロジェクトファイルの中に素材データそのものは入っていません

❌プロジェクトファイルと動画データを混同してしまう


動画データは一般的な動画の形式(MP4、AVI、WMVなど)に変換して保存されたデータだと書きましたが、プロジェクトファイルが動画データそのものだと勘違いしている人が初心者でたまにいます。

プロジェクトファイルは編集内容が記録されたデータです。

書き出しをして初めて動画のデータになりますので注意しましょう。


補足:DVDで再生させたい時は動画データをさらに変換しないといけない


編集した動画を一般的なDVDプレーヤーで再生させたい時は、DVDに動画データをそのまま焼いても再生することはできません

MP4やAVIなどの動画データをDVD Videoの形式に変換してDVDに書き込みをしないといけないので、別のソフトなどが必要になってきます。

YouTubeに上げる動画を作る方などには関係ない話ですので、もしDVDを作成することになったら変換が必要だということだけ覚えておきましょう


まとめ


今回は動画編集で取り扱うデータに関しての記事でした。

動画編集で取り扱うデータには大きく分けて
・素材データ
・プロジェクトファイル
・動画データ

の3種類があることが理解できましたね。


それぞれの違いは何度か編集作業をすれば覚えられる基礎的な知識なので、今回の記事を参考に実際の編集作業を通して覚えていきましょう!

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