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動画編集用パソコンのスペック|Premiere Proに必要なCPU・メモリ・GPUの目安

木の机の上に、夕日の海の映像を映したモニターとキーボード、マウス、外付けSSD、ヘッドホンが並び、机の下にデスクトップパソコンが置かれた作業部屋 動画編集
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※本ページはプロモーションが含まれています。

こんにちは、ヨシヒコです。

動画編集を始めようと思ってパソコンを調べると、「Core i7以上」「メモリ32GB」「高性能なグラフィックボード必須」など、いろいろな基準が出てきますよね。全部そろえれば快適なのは間違いありませんが、予算も一気に上がってしまいます。

僕はYouTube用のフルHDの動画と、写真館の仕事でDVD-Videoにする動画を、写真編集と同じWindowsのデスクトップパソコンで編集しています。編集ソフトはPremiere Proです。

Adobeの必要システム構成をもとに目安を出すと、Premiere ProでフルHDの動画を編集するなら、メモリ16GB、GPUメモリ4GB以上(できれば8GB)、アプリ用の内蔵SSDをひとつの基準にすると選びやすいです。4Kも編集するなら、メモリは32GB以上を考えましょう。

項目 フルHDの編集の目安 4Kも編集するなら
CPU Intel 第11世代以降(Quick Sync搭載)、またはAMD Ryzen 3000シリーズ以降 同じ世代で、Core i7/i9クラス・8コア以上
メモリ 16GB 32GB以上
GPU GPUメモリ4GB以上(できれば8GB) GPUメモリ8GB
ストレージ アプリとキャッシュ用に内蔵SSD+素材用の高速なドライブ 同じ構成で、素材用の容量を多めに
画面 1920×1080以上 1920×1080以上

この表は、Adobeが公開しているPremiereの必要システム構成(2026年9月時点)を、編集する動画に合わせて並べ直したものです。この記事では、それぞれの数字の意味と、どこに予算をかければいいかを紹介します。

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Premiere Proの必要システム構成(Windows)

Adobeのヘルプでは、Premiere Proは今「Adobe Premiere」と表記されています。必要システム構成は、「最小仕様はHDの動画の編集用、推奨仕様はHD・4K以上の編集用」とされています。

項目 最小仕様 推奨仕様
CPU Intel 第6世代以降、またはAMD Ryzen 1000シリーズ以降(AVX2対応が必須) Quick Sync搭載のIntel 第11世代以降、またはAMD Ryzen 3000シリーズ以降
OS Windows 11 v24H2 Windows 11 v24H2
メモリ 8GB HDは16GB、4K以上は32GB以上
GPU GPUメモリ4GB以上(NVIDIAはMaxwell世代〔2014年〕以降) GPUメモリ8GB
ストレージ 8GBの空き容量+素材用の高速なドライブ アプリとキャッシュ用に内蔵の高速SSD+素材用の高速なドライブ
画面 1920×1080 1920×1080以上

最小仕様は「インストールして動かせる」ための下限です。これから買うなら、推奨仕様に近づけておいた方が、編集していてストレスが少ないと思います。

Macの場合は、最小がIntel 第8世代以降またはAppleシリコン、推奨がM1 Pro/M1 Max/M1 Ultra以降と統合メモリ16GB、OSはmacOS Sonoma(バージョン14)以降とされています。

写真編集用パソコンとの違い

写真編集と動画編集は、どちらもCPU・メモリ・GPU・ストレージを使いますが、負荷のかかり方が少し違います。

動画は、たくさんの画像が連続したものを再生しながら編集します。そのため、再生や書き出しのあいだ、CPUとGPUに負荷がかかり続けます。Adobeは、IntelのCPUに入っているQuick Syncという機能が、H.264やHEVCといった動画の再生を速くすると案内しています。CPUを選ぶときに見ておきたいポイントです。

もうひとつの違いはストレージです。動画の素材は写真よりずっと大きく、Adobeは「HDD(回転するディスク)だけでは、HDや4Kの動画には速度が足りない」としています。

写真編集用のパソコンについては、写真編集用パソコンの選び方で紹介しています。

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パーツごとの優先順位

CPU:世代とQuick Syncを見る

CPUは「Core i7」などの名前だけでなく、世代を確認しましょう。Premiere Proの推奨は、Quick Sync搭載のIntel 第11世代以降、またはAMD Ryzen 3000シリーズ以降です。Adobeの推奨事項のページでは、3.2GHz以上で8コア以上のCPUが勧められています。

僕のパソコンのCPUはCore i9-10900K(第10世代)で、最小仕様は満たしていますが、推奨の第11世代より1世代前です。それでも、フルHDのYouTube動画と、DVD-Videoにする写真館の動画の編集で、重くて困ったことは特にありません。

ただ、これは僕の使い方の場合です。これから新しく買うなら、推奨に合わせて第11世代以降を選んでおく方が安心かなと思います。

メモリ:フルHDは16GB、4Kは32GB以上

メモリは、フルHDなら16GB、4K以上なら32GB以上が推奨です。

Premiere Proと一緒に、ブラウザや画像編集ソフトを開いたまま作業することも多いので、ここはあまり削らない方がいいと思います。ノートパソコンは、あとからメモリを増やせない機種も多いので、最初の選択がそのまま上限になると考えておきましょう。

僕のパソコンは64GBです。これは動画編集に必要な量というより、写真編集と動画編集を同じパソコンでするために、余裕を持たせた構成です。

GPU:GPUメモリの量を見る

GPU(グラフィックボード)は、最小でGPUメモリ4GB以上、推奨は8GBです。NVIDIAのGPUなら、Maxwell世代(2014年)以降が必要とされています。

僕のパソコンはGeForce RTX 3070(GPUメモリ8GB)で、推奨の8GBを満たしています。

GPUを選ぶときは、型番だけでなくGPUメモリの量も確認しましょう。また、Adobeは古いGPUドライバーが動作の問題の原因になりやすいとして、ドライバーを最新に保つよう案内しています。

ストレージ:アプリはSSD、素材は別の高速なドライブ

Adobeは、ストレージを次の3つに分けると速くなると案内しています。

  • システム用:OSとアプリを入れる(高速なSSD)
  • メディアキャッシュ用:Premiere Proが頻繁に読み書きする一時的なファイルを置く(別のSSD)
  • 素材用:動画の素材やプロジェクトを置く(高速なSSD)

ドライブが2つしかない場合は、キャッシュと素材を同じドライブにしてもいいとされています。素材やキャッシュには、高速な外付けドライブも使えます。内蔵SSDの容量が足りないときは、外付けSSDを素材用にする方法もありますね。

外付けSSDは、パソコンとつなぐ端子(USB-CやThunderbolt)と、書き込みの速さを確認して選びましょう。編集が終わった動画の保管先は、作業用とは別に考えます。写真データのバックアップは外付けSSDとNASのどちらが向いているかも参考にしてください。

編集する動画別の目安

YouTube用のフルHD動画

フルHDの動画を編集するなら、推奨仕様のうちHD向けの構成(メモリ16GB)と、GPUメモリ4GB以上(できれば8GB)が目安になります。僕のYouTube用の動画もフルHDです。

書き出しの形式は動画ファイル形式の種類と拡張子、音量の調整はPremiere Proの音量調整のやり方で紹介しています。

DVDにする動画

写真館の仕事では、編集した動画をDVD-Videoの形式に変換して、DVDに焼いています。このパソコンで、重くて困ったことは特にありません。DVDにするときの注意は、同じく動画ファイル形式の記事に書いています。

4Kの動画

4Kの動画も編集するなら、メモリ32GB以上、GPUメモリ8GBを目安にしましょう。

パソコンの性能が足りないときは、Premiere Proの「プロキシ」という機能を使う方法もあります。プロキシは、元の動画の軽いコピーを作ってそれで編集する機能で、Adobeは性能の低いパソコンで4K以上の動画を扱うときに再生と編集が滑らかになるとしています。書き出すときは元の動画に切り替えられます。

重いと感じたときに確認すること

今のパソコンで編集が重いと感じたら、買い替える前に次を確認してみましょう。

  • Premiere Proの必要システム構成(最小仕様)を満たしているか
  • GPUドライバーが最新になっているか
  • 素材やメディアキャッシュをHDDに置いていないか
  • 4Kなどの重い素材なら、プロキシを使えるか

上の項目は、Adobeのヘルプで案内されている内容です。

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ノートかデスクトップか、WindowsかMacか

デスクトップは、同じ予算ならノートより性能に余裕を持たせやすく、あとからストレージを増やせる機種もあります。ノートは持ち運べるので、編集する場所が決まっていない人に向いています。

WindowsとMacは、どちらでもPremiere Proを使えます。すでに使っているソフトや周辺機器、予算で選んで大丈夫です。僕は、写真編集と同じWindowsのデスクトップで動画も編集しています。

中古パソコンで動画編集用を選ぶなら

中古パソコンは、同じ予算でメモリやSSDに余裕のある機種を選べる可能性があります。ただ、動画編集に使うなら、次の点を確認せずに価格だけで決めるのは避けた方がいいと思います。

  • CPUの正確な型番と世代(推奨は第11世代以降のQuick Sync搭載)
  • Windows 11に正式に対応しているか(Premiere ProはWindows 11 v24H2が必要)
  • GPUの種類とGPUメモリ(最小4GB以上)
  • メモリ16GB以上か、あとから増やせるか
  • 内蔵SSDの容量
  • 保証期間と、保証の対象外になる項目

特にGPUは、グラフィックボードが入っていない機種もあるので、商品ページで必ず確認しましょう。

Qualitは、企業向けにレンタルしていたパソコンを、データ消去、清掃、点検、動作確認して販売している中古パソコン専門店です。WindowsのノートとデスクトップのほかにMacやワークステーションも扱っていて、CPUの世代やメモリ、SSDで絞り込めます。

公式のご利用ガイドでは、S〜Cランク品とバリュー品の保証は12か月、訳あり品は出荷日から10日間です。一方で、ソフトウェアとの相性や外観などは保証の対象外になる場合があり、使い方や設定の技術サポートは行っていないと案内されています。

そのため、Qualitは次のような人に向いています。

  • 新品にこだわらず、予算内でCPU世代やメモリを優先したい
  • CPU世代やGPU、メモリを自分で確認して選べる
  • フルHDの編集から始めてみたい

Qualitで中古パソコンを探す

反対に、4Kの編集を快適にしたい人や、購入前に細かく相談したい人は、新品やメーカーの整備済製品も含めて比べた方が安心です。

これから動画編集を始める人へ

パソコンの準備ができたら、まずは短い動画を1本完成させてみるのがおすすめです。動画編集に必要なものは動画制作や動画編集に必要なものまとめ、副業として始めたい人は動画編集の副業の始め方で紹介しています。

独学で進めるのが不安なら、スクールを使う方法もあります。例えば動画編集CAMPは、土日の2日間(合計14時間)でPremiere Proを使った編集を学ぶ講座で、受講の前に無料のオンライン説明会があります。Premiere Proなどのソフトの費用は受講料とは別に必要で、受講したからといってすぐに仕事が取れるとは限らない点は知っておきましょう(2026年9月30日に公式サイトで確認)。

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まとめ

Premiere Proで動画編集をするなら、フルHDはメモリ16GB・GPUメモリ4GB以上(できれば8GB)・アプリ用の内蔵SSDを基準にし、4Kも編集するならメモリ32GB以上・GPUメモリ8GBを考えましょう。

  • CPUは名前だけでなく世代を見る(推奨はQuick Sync搭載の第11世代以降)
  • 素材は、HDDではなく高速なSSDに置く
  • 重いときは、買い替える前にドライバーやプロキシを確認する
  • 中古は、CPU世代・Windows 11対応・GPU・保証を確認する

僕のパソコンは推奨より1世代前のCPUですが、フルHDとDVDの動画の編集では困っていません。自分が編集する動画に合わせて、無理のない構成を選んでみてください。参考になれば嬉しいです。

出典・確認情報

2026年9月30日に、次の情報を確認しました。

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