PR

カメラのファインダーは右目?左目?どっちで覗くのが正解か徹底解説【利き目の調べ方つき】

写真技法
スポンサーリンク


カメラ初心者の疑問でたまに聞くのが、「ファインダーは右目で覗くの?左目で覗くの?」
という問題です。

実はこれ、撮影の安定性・構図の決めやすさ・見やすさ に関わる、意外と重要なポイントになります。

そして、あなたの利き目はどっちなのか?ということも大きく関わっています。

この記事では、そんな疑問を解決する最も快適に撮影できる覗き方利き目の調べ方 を徹底解説します。

スポンサーリンク

■ 結論:どっちでもOK。でも「利き目」で覗くのが一番ラクで正確


まず結論です。

右目でも左目でも間違いではない
✔ ただし “利き目”でファインダーを覗くのが最も見やすく、ピント合わせや構図が安定する

つまり、
「どっちの目でファインダーを見るべきか」=あなたの利き目で決まる
ということです。

ただし右目の方がカメラの構造上は覗きやすくなっています。

■ 利き目を調べる方法(誰でもできる1分チェック)

撮影スタイルを決める前に、まずは 利き目チェック を行ってみましょう。

【利き目チェックの手順】

  1. 両手の親指と人差し指で「丸(◯)」を作る
  2. その丸の中に、少し離れた目印(スイッチ、ペン先などなんでも良い)を入れて両目で見る
  3. 片方ずつ目を閉じる
  4. 目印がズレずに見える方の目 → あなたの利き目


利き目は利き手との組み合わせで以下の4タイプに分類できます。

①右利きで利き目も右の人
②右利きで利き目が左の人
③左利きで利き目が右の人
④左利きで利き目も左の人


利き目と利き手に関しては、それぞれが同じだという人もいれば別だという人もいます。

■ なぜ利き目で覗くと撮りやすいのか?

利き目でファインダーを覗くメリットは3つあります。

① ピント合わせが速くなる

利き目は「より正確に物を見る」能力が強いため、
AFポイントの確認や構図作りがスムーズ になります。

② ファインダー内の視認性が上がる

ミラーレスでも一眼レフでも、
「ファインダー見づらい」と感じる原因の一つが 利き目と覗く目が一致していない こと。

③ 長時間の撮影でも疲れにくい

利き目以外で覗くと無意識に目が頑張る状態になり、疲れやすくなります。

カメラは右目で覗くのが使いやすい構造になっている


カメラは自分の利き目で見るのが良いですよ!という話をしましたが、ほとんどのカメラは実は右目で見て右手でシャッターボタンを押すという前提で設計されています。

なぜかというと右利きの人の方が多いからです。

カメラの構造上シャッターボタンは右側に付いているので、利き手が左の人もシャッターボタンに関しては右手で押さないといけません。

慣れれば問題ないと思いますが、少し慣れるまでに時間がかかるかもしれませんね。

ファインダーに関してはシャッターボタンと違って中央に付いているので、利き目がどちらであっても覗くことができるようになっています。


■ 多くの人が「右目で覗く」のには理由がある

先ほど書いたように、ほとんどのカメラは 右目で覗く前提の設計 になっています。

そして多くの人が右目で覗いているのには理由があります。

● 理由1:操作系がすべて右手にある

シャッターボタン・ダイヤル・AF-ONなどの主要操作はすべて右側。
右目で覗くことで、視界と手の動きが自然に連動します。

● 理由2:左目で周囲の状況が確認できる

右目でファインダーを覗くと、
左目で外の動きや周囲の安全確認がしやすい というメリットもあります。

スポーツ撮影やスナップでは大きな利点になります。


右目でファインダーを覗いている時は、左目で周りの様子を確認することができます。

しかし左目でファインダーを覗いている時は、右目が右手と被るので周りを見ることができません。

右目でファインダーを覗きながら全く左目で周囲を見ないよ!という人もたくさんいると思いますが、左目を使うこともできるというのは1つの大きなメリットではないかなと思います。

■ 左目で覗くときの注意点(メリット・デメリット)

左目で覗くことも間違いではありません。
ただし、以下のような注意点があります。

● デメリット

  • 右手と顔が干渉しやすい
  • 一部のカメラで背面の鼻が当たりやすい
  • 周囲が確認しづらい

特に「左目で覗くと操作がしづらい」「カメラが持ちにくい」
と感じる初心者は多いです。

● 逆に、左目のメリット

  • 左目が利き目の人は見やすい

デメリット部分を無視できれば利き目が左の人は見やすいと思います。

■ どっちで覗くか迷ったときの判断基準

最後に、「ファインダー どっち?」と迷う方のために、チェックリストを用意しました。

✔ 手順1:利き目をチェックする

利き目で覗くのが基本

✔ 手順2:右目覗きが自然か試す

多くの人は右目が安定する

✔ 手順3:左目でも試してみる

左利きや利き目が左なら左の方が自然なことも

✔ 手順4:実際に撮影して「疲れにくさ」を比較する

実際にある程度の枚数を右目と左目で撮影してみましょう。

 上記の手順で試してみて疲れにくい方を選ぶと、カメラを長く続けるためにも良いのではないでしょうか。

■ まとめ:最適な覗き方は「利き目 × 自然な構え」で決まる

  • ファインダーは 右目・左目どちらでもOK
  • ただし一番ラクで正確なのは 利き目で覗くこと
  • カメラの構造的には 右目で覗くのが有利
  • 左目で覗くのも問題ないが、慣れるまで少し時間が必要
  • 迷ったら 利き目チェック → 両目で試す → 自然な方を選ぶ

カメラの基本は「自然で安定した構え」。
覗く目ひとつ変えるだけで、撮影のしやすさが大きく変わります。

あなたに最適な覗き方を見つけて、
快適なカメラライフを楽しんでください!





コメント