カメラのファインダーは右目と左目どちらで覗くべき?

写真技法

こんにちは、ヨシヒコです。

みなさんカメラのファインダーって右目と左目どちらの目で覗いていますか?

カメラに慣れている人であればそんなことは無意識に撮影していると思いますが、初心者の方の中には「あれ?どっちで覗くのがいいんだろう?」と考えてしまう人がいるかもしれません。

結論を先に書くとどちらの目で覗いてもいいのですが、場合によってはメリットデメリットがあったりするのでまとめてみました。

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基本は自分の利き目で覗くと見やすい


ほとんどの方はどちらか一方の目で覗くと見やすくて、もう一方の目で覗くと見にくいと感じると思います。

どちらの目でも同じように違和感なく見れるよ!という人は非常に珍しいですね。

人には利き目というものがあり、カメラのファインダーも自分の利き目で覗いた方が撮影がしやすいはずです。

利き目の調べ方


では利き目ってどうやって調べれば良いのでしょうか?

これは簡単です。

親指と人差し指で○を作り、○の中に目印になるような物が収まる位置に両目で見ながら調整します。(下の写真の様に)

片目ずつ交互に閉じて、どちらの目で見たときに目印の物の位置がずれないかを確認します。

右目で見たときにずれない→利き目は右
左目で見たときにずれない→利き目は左


これで当てはまった方の目でファインダーを覗けばOKですね。

カメラは右目で覗くのが使いやすい構造になっている


カメラは自分の利き目で見るのが良いですよ!という話をしましたが、ほとんどのカメラは実は右目で見て右手でシャッターボタンを押すという前提で設計されています。

なぜかというと右利きの人の方が多いからです。

少数の左利きの人のためにコストをかけて商品を作っても需要が少ないために利益にならないんですね。

利き目と利き手に関しては、それぞれが同じだという人もいれば別だという人もいます。

つまり利き手と利き目で4つに分類できることになりますね。

①右利きで利き目も右の人
②右利きで利き目が左の人
③左利きで利き目が右の人
④左利きで利き目も左の人


カメラの構造上シャッターボタンは右側に付いているので、③と④の利き手が左の人もシャッターボタンに関しては右手で押さないといけません。

慣れれば問題ないと思いますが、少し慣れるまでに時間がかかるかもしれませんね。

ファインダーに関してはシャッターボタンと違って中央に付いているので、利き目がどちらであっても覗くことができるようになっています。


右目で覗くことのメリット


ファインダーはどちらの目で覗いても大丈夫なのですが、右目で覗いた方が有利な点が1点あります。

下のイラストを見てみてください。


右目でファインダーを覗いている時は、左目で周りの様子を確認することができます。

しかし左目でファインダーを覗いている時は、右目が右手と被るので周りを見ることができません。

右目でファインダーを覗く人で全く左目を使わない人もたくさんいると思いますが、左目を使うこともできるよというのは1つの大きなメリットではないかなと思います。

まとめ


今回の記事の結論は、どちらの目でも大丈夫だが利き目で見るのが良いということです。

ただカメラは右利き用の構造なので右目で見る人はメリットあるよ、というのは言えます。

前の項目で利き手と利き目で4つに分けたタイプからすると、カメラの撮影に慣れるのに一番有利なのが①の人、次に②③の人、一番不利なのが④の人という感じでしょうか。

ただ経験を積んで慣れていけば全然問題ないレベルの差なので、初心者の方への参考程度の話で捉えてもらっていいと思います。

というわけで、今回はカメラのファインダーをどちらの目で見るのかというお話でした。

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