PR

写真のサイズ一覧|L判・2L・六つ切り・四つ切りの大きさと写真館での使い分け

木の机の上に、大きさの違うプリント写真が何枚も並び、そばに空の木の額縁が置かれている様子 写真技法
スポンサーリンク

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

こんにちは、ヨシヒコです。

写真をプリントしようとしたとき、「L判ってどれくらいの大きさ?」「六つ切りと四つ切りはどっちが大きいの?」と迷ったことはありませんか?

写真のサイズには、L判や2Lのように名前だけでは大きさが想像しにくいものが多いですよね。さらに、スマホで撮った写真を印刷したら端が切れていた、ということもよくあります。

僕は写真館をやっていて、お客さんからもよく「スマホの写真を印刷したら、縦(横)が切れた」と聞かれます。そのときは、写真用紙のサイズと、写真の縦横比が違うからと説明しています。

この記事では、写真のサイズの一覧と、写真館での使い分け、端が切れる理由と、サイズごとに必要な画素数をまとめますね。

スポンサーリンク

写真のサイズ一覧

まずは主なサイズの一覧です。小さいものから順に並べています。

サイズ 大きさ(mm) インチ 縦横比(長辺÷短辺)
L判 89×127 約3.5×5 1.43
2L判・キャビネ判 127×178 約5×7 1.40
KG(はがきサイズ) 102×152 約4×6 1.49
八つ切り 約165×216 6.5×8.5 1.31
六つ切り 約203×254 8×10 1.25
A4 210×297 約8.3×11.7 1.41
四つ切り 254×約305 10×12 1.20
半切 約356×432 14×17 1.21

L判・2L判・八つ切り・六つ切り・四つ切り・半切は、キヤノンの写真用語集の「印画紙サイズ」にもとづいています。KG(はがきサイズ)はカメラのキタムラの表記、A4は一般的な用紙のサイズです。

キャビネ判は、僕の写真館では2Lと同じ大きさとして扱っています。 資料によっては120×165mmや130×180mmと書かれていることもあり、お店によって少し違うことがあります。注文するときは、お店のサイズ表で確かめてください。八つ切り・六つ切り・四つ切り・半切はもともとインチで決まっているサイズなので、ミリにすると端数が出ます。お店によって「203×254mm」のように丸めて書いていることもあります。

いちばん右の「縦横比」は、長い辺を短い辺で割った数字です。大きいサイズほど、正方形に近くなるのが分かると思います。これが、あとで説明する「端が切れる」話につながります。

下の図は、写真館で使うサイズを同じ縮尺で重ねたものです。右隣には、なじみのあるA4(コピー用紙の大きさ)を参考に並べました。

L判、2L判・キャビネ判、八つ切り、六つ切り、四つ切りを同じ縮尺で左下の角をそろえて重ね、その右隣に参考としてA4を同じ縮尺で並べた図。四つ切りはA4より幅が広く、高さはほぼ同じ

写真館での使い分け

実際に、僕の写真館ではこんなふうに使い分けています。

用途 僕の写真館で使っているサイズ
学校の写真販売(スナップ) L判
学校の写真販売(集合写真) キャビネ
記念写真 キャビネ、八つ切り、六つ切り、四つ切りから選べる
集合写真 キャビネ、八つ切り、六つ切り、四つ切りなど
遺影写真 四つ切り、L判

学校の写真販売では、行事のスナップはL判、集合写真はキャビネにしています。

記念写真と集合写真は、キャビネ、八つ切り、六つ切り、四つ切りなどから選んでもらっています。

遺影写真は、四つ切りとL判で用意しています。古い写真を複製する(復元複写)ときは、どのサイズにも対応しています。

スマホやカメラの写真を印刷すると端が切れる理由

スマホで撮った写真を印刷したら、頭の上や足元が少し切れていた。なんてことはありませんか?

これは、写真の縦横比と、写真用紙の縦横比が違うからです。カメラのキタムラも、スマホの写真をプリントすると上下や左右が切れる理由として、画像と写真用紙の縦横比が違うことを挙げています。

写真の縦横比は、撮った機材によっておおよそ決まっています。

  • 一眼レフやミラーレスなどレンズ交換式のカメラ:2:3 が多い
  • スマホやコンパクトデジカメ:3:4 が多い

用紙いっぱいに印刷する(フチなし)と、縦横比の違う分だけ、写真のどこかが切り落とされます。どのくらい切れるのかを計算してみました。

プリントサイズ カメラ(2:3) スマホ(3:4)
KG(はがきサイズ) 約1% 約10%
L判 約5% 約7%
2L判・キャビネ判 約7% 約5%
八つ切り 約13% 約2%
六つ切り 約17% 約6%
四つ切り 約20% 約10%

※用紙いっぱいに印刷したとき、写真の長い辺か短い辺のどちらかが切れる割合です。僕が縦横比から計算した目安です。

カメラで撮った写真(2:3)は、KG(はがきサイズ)ならほとんど切れず、L判でも約5%と少しだけです。でも、四つ切りにすると長い辺の約20%が切れてしまいます。写真館でよく使う大きなサイズほど正方形に近いので、切れる量が増えるんですね。

スマホで撮った写真(3:4)は、八つ切りが比較的ぴったり(約2%)です。2L判・キャビネ判は約5%、L判は約7%、四つ切りは約10%が切れます。

切れてほしくないときは

  • 撮るときに余裕を持たせる:大きなサイズに印刷する予定なら、端に大事なものを置かないように撮っておくと安心です
  • 切れにくいサイズを選ぶ:上の表で、切れる割合が小さいサイズを選びます
  • 余白をつけて印刷する:キタムラによると、データどおりに印刷したい場合は、大きめの写真用紙に印刷して余白をカットする方法があります

サイズごとに必要な画素数

大きく印刷するほど、写真に必要なピクセル数も増えます。高品質な写真印刷の目安としてよく使われる300ppiで計算すると、次のようになります。

サイズ 300ppiで必要なピクセル数 画素数の目安
L判 1,051×1,500 約160万画素
2L判・キャビネ判 1,500×2,102 約320万画素
八つ切り 1,950×2,550 約500万画素
六つ切り 2,400×3,000 約720万画素
A4 2,480×3,508 約870万画素
四つ切り 3,000×3,600 約1,080万画素

今のスマホやカメラなら、ほとんどのサイズは問題ありません。気をつけたいのは、写真の一部を切り抜いて(トリミングして)から大きく印刷するときです。切り抜いた分だけピクセル数が減るので、四つ切りなどでは足りなくなることがあります。

ただ、300ppiはあくまで目安です。必要なピクセル数は、印刷の方法や見る距離によっても変わります。実際に注文するときは、印刷サービスの推奨値を確認してください。キタムラでは、画素数が足りないと注文画面で知らせてくれます。

画素数とピクセル、ppiの関係は、画素数と解像度の違いで詳しく解説しています。

ネットでプリントを注文するとき

サイズが決まったら、ネットで注文するのも手軽です。カメラのキタムラのネットプリントは、ネットで注文して、お店か宅配で受け取れます。L判や2Lのほか、六切や四切などの大きなサイズも選べます。

カメラのキタムラのネットプリントを見る

注文するときは、上の「切れる割合」と「必要な画素数」をもう一度確かめておくと安心です。

額に入れて飾るとき

六つ切りや四つ切りの写真を飾るなら、額(フォトフレーム)も同じサイズ名で選ぶと合わせやすいです。額の中に厚紙(マット)が入っていて、写真のまわりに余白ができるタイプもあります。

六つ切りの額を探す

四つ切りの額を探す

額を買うときは、写真のサイズと、マットの窓の大きさが合っているかを確かめておきましょう。

まとめ

  • L判は89×127mm、2L判は127×178mm。六つ切りは8×10インチ、四つ切りは10×12インチ
  • 大きいサイズほど正方形に近く、カメラの写真(2:3)は四つ切りで長い辺の約20%が切れる
  • 学校のスナップはL判、集合写真はキャビネ、記念写真はキャビネ〜四つ切り、というのが僕の写真館での使い分け
  • 大きく印刷するときは、必要な画素数も確かめる

印刷する紙の種類で迷ったら写真用紙の種類と選び方、家で印刷して暗くなるときは写真を印刷すると暗くなる原因も参考にしてください。

参考になれば嬉しいです。

出典・確認情報

2026年9月26日に、次の情報を確認しました。

インチのサイズは1インチ=25.4mmで換算しています。切れる割合と必要なピクセル数は、この記事で計算した目安です。

コメント