こんにちは、ヨシヒコです。
先日やってしまいました。
写真用紙の裏側に間違ってプリントしてしまい、使えない写真に。。。
まれにやってしまう失敗なんですが、ふと思ったのが「用紙の種類によって裏側にプリントしてしまった時の状態って色々違うのでは?」ということ。
用紙はEPSONのものが何種類かあるので、あるもので全部やってみようと思います。
ちなみにプリンターはEPSONのSC-PX5VⅡを使用しました。
試してみた用紙は次の4種類です。
・EPSON スーパーファイン紙
・EPSON 写真用紙<光沢>
・EPSON 写真用紙 クリスピア<高光沢>
・EPSON プレミアムラスターフォトペーパー
それでは1つずつやってみましょう!
4種類の用紙で裏面プリント
EPSON スーパーファイン紙
まず最初に試したのがスーパーファイン紙。
他の写真用紙に比べると薄い紙ですが、普通紙(コピー用紙)よりは厚みがあって表裏がある紙です。
この紙の表裏はぱっと見ではよく分からないのですが、よーく目を凝らしてみてみるとより真っ白な面が印刷する方だと判断できます。(裏側はほんの少しくすんでいるような感じです)
それでは、まずは通常通り印刷面に写真を印刷してみます。
そして次は裏側にプリントしてみます。
裏側にプリントすると、印刷面にプリントした時と比べると色あせた写真になってしまいました。
裏側にプリントした時もインク自体は定着しているのですが、全体的に色が薄いというか彩度が下がったような印象ですね。
並べて置いてみるとこんな感じです。
スーパーファイン紙は表裏はありますがプリントできてしまうので、初めて使う時に間違って裏に印刷してしまうと「こんなものか」と思ってしまう可能性があります。
きちんと印刷面を確認してから使用しましょう。
EPSON 写真用紙 <光沢>
次に試したのが写真用紙<光沢>です。
この写真用紙は広く一般的に使用されている写真用紙かなと思います。
印刷面と裏面は分かりやすくて印刷面は光沢があり、裏面は「EPSON」の文字が印字してあります。
これもまず印刷面にプリントしてみます。
こんな感じです。
次に裏面にプリントしてみます。
完全に滲んでしまって、まるで絵の具をそのまま垂らしたような感じになってしまいました。
インクが紙に定着していないので、手で触ればインクまみれになってしまいます。
並べて置いてみました。
これはプリンターから出てきた瞬間「しまったー!」とすぐ間違いに気付きますね。
EPSON 写真用紙 クリスピア <高光沢>
そして次は写真用紙クリスピア<高光沢>で試してみます。
この用紙は印刷面の光沢度が高くて真っ白なのが特徴。(先程使った写真用紙<光沢>は若干青みがある)
そして表と裏は先ほどと同じように裏面に「EPSON」の文字が入っているので分かりやすいです。
早速、印刷面からプリントします。
そして次は裏側へプリント。
はい、やっぱりダメです。
写真用紙<光沢>と同じようにパレット上の絵の具みたいな感じになってしまいますね。
並べるとこんな感じです。
かろうじて犬だと認識できるかな(笑)
どちらにしても大失敗写真ですね。
EPSON プレミアムラスターフォトペーパー
最後に試してみたのはプレミアムラスターフォトペーパーです。
ラスター用紙は印刷面に細かな凸凹があって指紋もつきにくく高級感ある仕上がりになる写真用紙です。
裏面には文字プリントはありませんが、触るとツルツルしているのですぐ分かります。
まずは印刷面のプリントからやってみます。
ラスタープリントはやはり質感がいいですね。
次は裏面のプリントです。
裏面の印刷は前2つと同じような状況になりました。
これまでと同じように並べてみます。
この写真用紙は結構値段が高いので失敗するとショックが大きそうです。
翌日まで時間を置いたら写真はどうなっているか
写真用紙<光沢>、写真用紙クリスピア<高光沢>、プレミアムラスターフォトペーパーの3つは、裏面プリント時にはインクが定着しておらず触ると落ちてしまうような状態でした。
では、翌日まで時間を置いて乾かすとあのまま定着するのでしょうか?
プリントした翌日の写真の状態がこれです。
プリントしてから20時間弱経っています。
昨日よりさらに滲んでいるように見えるのは気のせいでしょうか。
でもさすがに乾いてるよねと思い触ってみます。
犬の顔付近を触ってみると
あっ・・・・・
すぐに手を洗いました。
翌日になっても乾いていないというのは予想外です。
まとめ
今回は4つの写真用紙の裏側にプリントするとどうなるかをやってみました。
【 スーパーファイン紙 】
・裏面にインクは定着するが、色が薄く褪せてしまう。
【 写真用紙<光沢>、クリスピア<高光沢>、プレミアムラスターフォトペーパー 】
・裏面にはインクが定着せず、絵の具を垂らしたように滲んでしまう。
・インクが全然乾かない。
インクが定着しなかった3つに関して言えることは、裏面の質感がつるつるです。
全く写真としては使い物にならないのですが、ずっと見ていたらなんだかアートのように見えてきました。
現代アートのように見えなくもない。
しかし、普段の写真プリントの時にはきちんと写真用紙の裏表を確認してからプリントしましょう!
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