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証明写真の服装・髪型・メガネ|写真館のカメラマンが教える写りのポイント

木の机の上に、たたんだ白い襟付きシャツと紺のネクタイ、黒縁のメガネ、くしとヘアピンが並び、奥に鏡が立てかけてある様子 写真技法
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こんにちは、ヨシヒコです。

証明写真を撮る前になって、「スーツを持っていないけど大丈夫かな」「前髪はどうしよう」「メガネはかけたままでいいの?」と迷ったことはありませんか?

僕は写真館で証明写真を撮っています。先に答えを書いておくと、服装も髪型も、そこまで厳しく考える必要はありません。大事なのは、顔がきちんと見えることと、首元や髪が乱れていないことです。

項目 写真館で気をつけていること
服装 どんな服でもNGにはしない。スーツでなければ、襟や首元がよれていない服に。背景色に指定がある提出先なら、背景と違う色の服を
髪型 いちばんは前髪が目にかからないこと。顔の輪郭を隠さない。長い髪は後ろに下げ、肩の前に出さない
メガネ いつもかけている人はかけたまま撮る。フチで目が隠れないようにしっかり上げる。レンズの反射は顔の角度と照明の位置で消す(パスポートは外した写真が推奨)

この記事では、それぞれをもう少し詳しく紹介します。光の当て方や背景など、撮り方そのものは証明写真を自分で撮る方法でまとめています。

胸から上の人物の線画の周りに、前髪が目にかからない、顔の輪郭を隠さない、長い髪は後ろへ、メガネのフチで目を隠さない、レンズに照明を映り込ませない、襟や首元がよれていない、背景と違う色の服、の7つの確認点を示した図

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服装:スーツでなくても大丈夫?

写真館では、基本的にどんな服でもNGにすることはありません。提出先に決まりがなければ、スーツでなくても撮影できます。

スーツでない場合に気をつけたいのは、襟や首元がよれていない服を選ぶことです。証明写真は胸から上が写るので、首元は顔のすぐ下で目に入りやすいところです。伸びたTシャツの首元や、形の崩れた襟は避けましょう。スーツの場合も、ネクタイが曲がっていないか、襟がきちんとなっているかは撮る前に確かめてください。

背景色に指定があるときは、背景と違う色の服を

提出先によっては、背景の色が指定されていることがあります。その場合は、背景の色以外の色の服を着た方がいいです。

パスポートの規格でも、背景と顔(髪)とのコントラストをはっきりさせることが求められています。背景と同じような色の服を着ると、服と背景の境目が分かりにくくなるということですね。

顔の一部が隠れる服・小物は避ける

パスポートの規格では、次のようなものが不適当な例として挙げられています。

  • タートルネックやパーカーのフードなどで、あごなど顔の一部が隠れているもの
  • 帽子やヘアバンドなどで頭部が隠れているもの
  • 大きな装飾品で目・耳・鼻・唇などが隠れているもの

パスポート以外の証明写真でも、顔がはっきり見えることは大切です。顔の一部が隠れる服や大きなアクセサリーは避けておくと安心です。

髪型:前髪・輪郭・長い髪

いちばん大事なのは前髪が目にかからないこと

髪型でいちばん気をつけたいのは、前髪が目にかからないようにすることです。

パスポートでもマイナンバーカードでも、前髪が目元にかかっている写真は不適当・不適切な例に挙がっています。前髪が長い人は、撮る前に目がしっかり見えるように整えておきましょう。

顔の輪郭を隠さない

次に、顔の輪郭が隠れないようにします。

顔の横の髪で頬やあごの線が隠れていると、顔の形が分かりにくくなります。パスポートの規格でも「輪郭が露出しているもの」が条件になっていて、マイナンバーカードでも前髪や髪で輪郭が隠れる写真は不適切な例です。

髪が長い人は、後ろに下げて肩の前に出さない

髪が長い人は、髪を後ろに下げて、肩の前には出さないようにします。

撮る直前に、髪が乱れていないかも鏡で見ておきましょう。

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メガネ:かけたまま撮る?外す?

いつもかけている人は、基本はかけたまま

写真館では、いつもメガネをかけている人は、基本的にかけたまま撮影します。

かけたまま撮るときに気をつけているのは次の2つです。

  • メガネのフチで目が隠れないようにする。撮影のときは、メガネをしっかり上げてもらいます。ずり下がっていると、フチが目にかかってしまいます
  • レンズに照明を反射させない。反射は、顔の角度や照明の位置を調整して、写り込まないようにしています

自分で撮る場合も、撮ったら拡大してレンズに光が映っていないか確かめてください。反射していたら、顔の角度を少し変えるか、照明の位置をずらして撮り直しましょう。

パスポートは外した写真が推奨

ただしパスポートは、メガネを外した写真が推奨されています。外務省の規格では、より確実な本人確認のためとされていて、かける場合も、色付きのレンズや反射・影があるもの、フレームが目にかかるものは不適当です。

マイナンバーカードでは、メガネをかけること自体は不適切な例に入っていませんが、照明がメガネに反射しているもの、フレームが目にかかっているもの、フレームが非常に太く目や顔を覆う面積が大きいものは不適切な例に挙がっています。

提出先 メガネ
履歴書など いつもかけているならかけたままでよい。フチと反射に注意
マイナンバーカード かけてもよいが、反射・フレームが目にかかる・太すぎるフレームは不適切
パスポート 外した写真が推奨。かける場合も色付きレンズ・反射・影・目にかかるフレームは不適当

撮る前のチェックリスト

  • 襟や首元がよれていないか(スーツならネクタイの曲がりも)
  • 背景色の指定がある場合、服の色が背景と違うか
  • 前髪が目にかかっていないか
  • 横の髪で顔の輪郭が隠れていないか
  • 長い髪は後ろに下げて、肩の前に出ていないか
  • メガネのフチで目が隠れていないか、レンズに光が映っていないか
  • パスポートならメガネを外したか

白いシャツで撮ると、光の当たり方によってはシャツが真っ白に飛んでしまうことがあります。そうなったときは写真の白飛びとは?も参考にしてください。

まとめ

  • 服装はスーツでなくてもいい。襟や首元がよれていない服を選び、背景色に指定があれば背景と違う色に
  • 髪型は、前髪が目にかからないこと、輪郭を隠さないこと、長い髪は後ろへ
  • メガネは、いつもかけている人はかけたまま。しっかり上げてフチで目を隠さず、反射に注意
  • パスポートはメガネを外した写真が推奨

どれも、撮る前に鏡で少し確かめるだけで直せるところです。この記事が参考になれば嬉しいです。

自分で撮るなら、光と背景の整え方を証明写真を自分で撮る方法で紹介しています。印刷する大きさは写真のサイズ一覧も参考にしてください。

出典・確認情報

2026年9月28日に、次の公式情報を確認しました。規格は変わることがあるので、提出前に各公式サイトも確認してください。

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