こんにちは、ヨシヒコです。
カメラに慣れてくると気になってくるのが単焦点レンズ。「背景がきれいにボケる」と聞くけれど、ズームができないのに本当に使いやすいの?と迷っている人も多いと思います。
単焦点レンズは、焦点距離が1つだけのレンズです。ズームはできませんが、明るいものが多く、背景を大きくぼかせて、軽いのが良いところ。その代わり、写る範囲を変えたいときは自分が動く必要があります。
僕もキヤノンの50mm F1.8を使っていて、背景を大きくぼかしたいときに出番があります。この記事では、単焦点レンズとズームレンズの違い、メリット・デメリット、僕の使い分け、最初の1本の選び方を紹介します。
単焦点レンズとは
単焦点レンズは、言葉どおり「単=1つ」の焦点距離しか持たないレンズです。「35mm」「50mm」のように、レンズに数字が1つだけ書かれています。
一方のズームレンズは「18-55mm」のように焦点距離に幅があり、その場で写る範囲を変えられます。焦点距離と写る範囲の関係は焦点距離とはで紹介しています。
| 単焦点レンズ | ズームレンズ | |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 1つだけ(例:50mm) | 幅がある(例:18-55mm) |
| 明るさ(開放F値) | 明るいものが多い(例:F1.8) | 単焦点より暗いものが多い |
| 背景のボケ | 大きくぼかしやすい | 単焦点ほどはぼけにくい |
| 大きさ・重さ | 軽くてコンパクトなものが多い | レンズによる |
| 写る範囲を変えるには | 自分が動く | ズームで変えられる |
単焦点レンズのメリット
明るいので、背景を大きくぼかせる
単焦点レンズの一番の特長は、明るいレンズが多いことです。レンズの明るさは、レンズ名にある開放F値(たとえば50mm F1.8の「F1.8」)で分かり、数字が小さいほど明るいレンズです。
F値を小さくできるほど背景を大きくぼかせるので、ピントを合わせた人や物がふわっと浮き上がったような写真が撮れます。ニコンの解説でも、50mm f/1.8の単焦点と、開放F値がf/4.2の標準ズームで同じ場所を撮り比べ、明るい単焦点の方が大きくボケる例が紹介されています。
絞りとボケの関係は絞り(F値)とは、ボケとパンフォーカスの撮り分けはパンフォーカスとボケの違いで書いています。
暗い場所でも撮りやすい
明るいレンズはたくさん光を取り込めるので、暗い場所でもシャッタースピードを速くしやすく、ISO感度を上げすぎずに済みます。室内や夕方でも、手ブレやノイズを抑えやすいということですね。
軽くてコンパクト
タムロンの解説では、単焦点レンズはズームの機能がないぶん中の構造がシンプルで、軽くてコンパクトなものが多いと説明されています。
僕も単焦点の良いところとして、背景のボケ具合、軽さ、明るさを感じています。
単焦点レンズのデメリット
単焦点レンズは画角(写る範囲)を変えられないので、もっと大きく写したい、もっと広く写したいと思ったら、自分が前後に動くしかありません。
そのため、自分が動けないシチュエーションの撮影には向かないと思います。
ただ、ニコンの解説では、自分が動いて構図を考えるうちに、そのレンズでの被写体との距離感が自然と身につくので、写真の上達に役立つとも紹介されています。
単焦点とズーム、僕の使い分け
僕は、背景を大きくぼかしたいときに単焦点を使います。街歩きのスナップや旅行、ポートレートなどに向いていると思います。
反対に、イベントのスナップ写真などは瞬間を逃せないので、ズームレンズを使っています。

最初の1本は35mmか50mmあたり
これから初めて単焦点を買うなら、僕は35mmか50mmあたりを勧めます。人の視点に近いので馴染みやすく、最初に始めるには良いと思います。
使っているカメラがAPS-Cの場合は、同じ焦点距離でもフルサイズより狭い範囲が写ります。違いは焦点距離とはでも書いています。
まとめ
- 単焦点レンズは、焦点距離が1つだけのレンズ
- 明るいものが多く、背景を大きくぼかせる。暗い場所でも撮りやすく、軽い
- 画角を変えられないので、写る範囲を変えたいときは自分が動く。自分が動けない場面には向かない
- 僕は背景を大きくぼかしたいとき(街歩き・旅行・ポートレート)に単焦点、瞬間を逃せないイベントではズームを使う
- 最初の1本は、人の視点に近い35mmか50mmあたりがおすすめ
ズームレンズで撮っていて「もっと背景をぼかしたい」と感じたら、単焦点を試してみるタイミングかもしれません。参考になれば嬉しいです。
出典・確認情報
2026年10月8日に、次の公式情報を確認しました。
単焦点とズームの使い分けは、僕の経験です(2026年10月)。図は使い分けをまとめた模式図で、写真の作例ではありません。

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