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証明写真の表情は真顔?笑顔?|用途ごとの決まりと、写真館で撮るときの表情のつくり方

写真館の撮影スタジオで、白い背景紙の前に木の丸椅子が置かれ、右からソフトボックスの照明が当たり、手前に三脚のカメラがぼけて写っているイメージ 写真技法
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こんにちは、ヨシヒコです。

証明写真を撮るとき、「真顔だと怖く見えないかな」「少し笑ったほうが印象がいいのかな」と迷ったことはありませんか? 撮ってみたら思ったより顔がこわばっていた、なんてこともよくありますよね。

証明写真の表情は、口を閉じた自然な真顔が基本です。パスポートや運転免許証では、口を開けた笑顔や歯が見える写真は受け付けてもらえないとされています。履歴書などで少し柔らかい印象にしたいときは、口角を少しだけ上げるくらいにとどめます。

僕は写真館で証明写真を撮っています。この記事では、用途ごとの表情の決まりと目安、写真館で撮るときにどんなふうに表情をつくっているか、緊張して表情がかたくなるときの力の抜き方を紹介します。

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用途ごとの表情の決まり

証明写真の表情については、パスポートやマイナンバーカード、運転免許証の案内で、次のように書かれています。

用途 表情について受け付けてもらえない例
パスポート 表情がふだんの顔と著しく違うもの(口を開けて笑っている、口角が上がっている、歯が見えるなど)。目を閉じているもの
マイナンバーカード ふだんの顔と著しく違うもの
運転免許証 大笑いしているなど口を大きく開けているもの。目を細めたり閉じたりしているもの
履歴書 厚生労働省の様式例には、写真のサイズと「本人単身胸から上」とだけ書かれていて、表情の決まりはない

どの用途でも共通しているのは、ふだんの顔と同じように見える表情であることです。本人確認に使う写真なので、笑いすぎて顔つきが変わってしまうと困る、ということですね。

整理すると、用途ごとの目安はこんな感じです。

証明写真の表情の目安の図。パスポート・マイナンバーカード・運転免許証は真顔(口を閉じる)。履歴書・受験などは真顔が基本で、柔らかくしたいときは口角を少しだけ上げる(笑顔にならない程度)。歯を見せる笑顔や口を開けた笑顔は、証明写真では撮らない。受験などは提出先の決まりも確かめる

受験や資格試験の写真は、試験ごとに決まりがあることもあります。撮る前に、提出先の案内を確かめておきましょう。用途ごとのサイズは証明写真のサイズ一覧にまとめています。

写真館では、基本は真顔で撮っています

僕の写真館では、証明写真は基本的に真顔で撮っています。

撮るときに口が開いている方には、口を閉じてもらうように伝えます。

また、証明写真の場合は歯を見せて撮ることはありません。どの用途でも、歯を見せた笑顔は避けておくのが安心です。

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履歴書などで、柔らかい印象にしたいとき

履歴書や受験用などで、「少しでも柔らかいイメージの写真にしたい」という方もいます。そういうときは、少しだけ口角を上げて撮ることがあります。

ただし、笑顔にならない程度に、自然な範囲でです。口角を上げすぎると、作った笑顔に見えたり、ふだんの顔と違って見えたりしてしまいます。

パスポートでは、口角が上がっている写真も不適当な例に挙げられています。口角を上げるのは履歴書などの場合だけにして、パスポートは自然な真顔で撮るようにしましょう。パスポートの写真についてはパスポートの写真の規格で詳しく紹介しています。

緊張して表情がかたくなるとき

証明写真を撮るとき、緊張して顔や体に力が入ってしまう方は多いです。

そういうときは、力が入っているところを具体的に伝えて、抜いてもらうようにしています。たとえば、こんな感じです。

  • 「口元の力を抜いてみてくださいね」
  • 「肩の力を抜いてみてくださいね」

「リラックスしてください」と言われても、どこをどう緩めればいいのか分かりにくいですよね。口元や肩など、力が入っている場所を言ってもらえると、そこだけ意識して緩められます。自分で撮るときも、口元と肩の力が抜けているかを確かめてからシャッターを切るといいと思います。

自分で撮る場合の注意は証明写真を自分で撮る方法、写真写り全般のことは写真写りを良くする方法で紹介しています。

何枚撮って、どう選ぶ?

僕の写真館では、証明写真はだいたい3枚くらい撮ります。その中から、基本はこちらで一番いいものを選んで仕上げています。

自分で選びたいという要望があれば、撮った写真を見せて選んでもらうこともあります。表情が気になる方は、撮影のときに「選びたい」と伝えてみてください。写真館と証明写真機の違いは証明写真は写真館と証明写真機のどっちがいい?で紹介しています。

服装・髪型・メガネのことは証明写真の服装・髪型・メガネもあわせてどうぞ。

まとめ

  • 証明写真の表情は、口を閉じた自然な真顔が基本
  • パスポートでは口を開けた笑顔、口角が上がった写真、歯が見える写真は不適当。運転免許証でも口を大きく開けた写真は受け付けてもらえない
  • 写真館では基本は真顔で撮り、口が開いていれば閉じてもらう。歯を見せて撮ることはない
  • 履歴書などで柔らかくしたいときは、口角を少しだけ上げる(笑顔にならない程度)。パスポートでは上げない
  • 緊張するときは、口元や肩など力が入っている場所を意識して抜く
  • 写真館では3枚くらい撮り、一番いいものを選んで仕上げる。選びたい場合は伝えれば見せてもらえることもある

何年も使う写真なので、気持ちよく使える1枚になるといいですね。参考になれば嬉しいです。

出典・確認情報

2026年10月18日に、次の公式情報を確認しました。

写真館での表情のつくり方、声のかけ方、撮る枚数と選び方は、写真館で証明写真を撮影している僕の経験です(2026年10月)。図は用途ごとの表情の目安をまとめたものです。

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